エグゼクティブ・ディレクターからのご挨拶(10月)
ルクセンブルクのロート財務大臣は10月7日、2027年度予算法案を議会に提出し、その中で企業・個人向けの減税措置を盛り込みました。企業に関係する主なポイントとしては、法人税標準税率は2027年から16%→15%、低税率を14%→13%に引き下げられ、ルクセンブルク市の実効的な法人税率は地方事業税を含めて22.80%に下がる見込みです。
ルクセンブルクのロート財務大臣は10月7日、2027年度予算法案を議会に提出し、その中で企業・個人向けの減税措置を盛り込みました。企業に関係する主なポイントとしては、法人税標準税率は2027年から16%→15%、低税率を14%→13%に引き下げられ、ルクセンブルク市の実効的な法人税率は地方事業税を含めて22.80%に下がる見込みです。また、欠損金繰越期限を廃止し無期限とし、一方、デジタル化・エネルギー転換などに関わる投資の税額控除率を18%→21%に引き上げ、対象期間も2029年末まで延長する内容となっています。
10月5-7日に大阪で開催されたGlobal Startup Expo (GSE) 2026では、関西のスタートアップエコシステム関係者の皆さまを中心に、多くの方と充実した交流をさせて頂きました。当事務所と大阪府の共催サイドイベント「GSEにルクセンブルクがやって来る!―ネットワーキングランチ」とPRステージでの我々のプレゼンテーションには、大阪万博中にご縁ができた方々、ルクセンブルクに興味を持たれて来場された企業様などと、将来に向けて発展的なお話ができました。また、10月13‐16日に幕張で開催されたCEATECに、ルクセンブルクとして初めてカンファレンスに参加しました。イノベーションをテーマに幅広い展示、講演が展開する同イベントで、ルクセンブルクのイノベーション環境や支援政策を紹介し、ルクセンブルク発のモビリティーベンチャー、UFODRIVE・UFOFLEETのマクリーンCEOに実体験を語って頂きました。質疑応答の場面では多くの質問を頂き、少し踏み込んだディスカッションが実現しました。上記2つのイベントにご来場下さった皆さま、まことにありがとうございました。
未来創造の祭典「COMMONs 2026」の一環で大阪中之島で10月10-12日に開催された野外フェスティバル「世界縁日」に、大阪万博ルクセンブルクパビリオンとしてブースを出展したところ、大変多くの方にお越し頂きました。パビリオンで提供されたロールケーキの復刻版やルクセンブルクワインとクレマンは短時間で完売し、タブレットで遊ぶバーチャルボウリングチャレンジも長蛇の列となり、万博の熱気は今も衰えていないと実感しています。
CERATIZIT Japanは、ルクセンブルクを本拠とする世界有数の超硬合金メーカーの日本支社で、自動車、航空宇宙を含む日本の製造業に1980年代から製品を提供してきました。CERATIZITを日本に紹介し、昨年末まで日本支社長を務められた馬場雅弘氏が、先日ルクセンブルク大公国功労勲章コマンドゥール章を授章され、都内で叙勲式が執り行われました。日本とルクセンブルクの経済交流の歴史は長く、実は日本にも多くのルクセンブルク企業が進出し活動しています。こうした企業のこれまでの努力と実績が、今日の交流の礎となっています。馬場様、まことにおめでとうございます。
来週、当事務所が協力する「G-SFIA」(11月4日)は、宇宙産業の事業化と金融・投資の交差点を作ることを目標にしたFINOLAB主催のカンファレンスです。同イベントのルーフトップナイトでは、ルクセンブルクワインを提供させて頂きます。
ルクセンブルク貿易投資事務所
エグゼクティブ・ディレクター
松野百合子