エグゼクティブ・ディレクターからのご挨拶(6月)
『Nexus Luxembourg 2026』には14社の日本企業が出展しました。Nexus出展日本企業、すでにルクセンブルクに拠点を設置した企業、ルクセンブルク政府関係者を集め、7月10日にイベント「スタートアップのための欧州展開戦略——ルクセンブルク進出企業とNEXUS参加企業が語るリアルと実践」を開催し、現在参加申込み受付中です。
6月10, 11日にルクセンブルクで開催されたテックイベント『Nexus Luxembourg 2026』には14社の日本スタートアップがルクセンブルク政府招待枠で出展しました。同イベントには昨年の実績を14%上回る9,600人が参加し、80以上の国から765人の登壇者、247社のスタートアップが一同に会し議論や商談を繰り広げました。会期中は会場を訪れたVIPが企業ブースに立ち寄る姿も見られ、日本企業のブースには、ベッテル副首相、デレス経済大臣らルクセンブルクの閣僚に加え、野村駐ルクセンブルク大使が訪れ、各企業の説明に熱心に耳を傾けておられました。Nexus内で開催されたピッチ大会でも日本企業が活躍し、「AI Platforms & Data」部門でQunaSys(キュナシス・東京・量子コンピュータ向けソフト開発)が優勝し、「Green & Climate Tech」部門ではSPACECOOL(スペースクール・京都・光学制御技術を応用した放射冷却素材)が第2位を獲得しました。日本から欧州展開を目指す技術スタートアップの皆さまをルクセンブルクにお迎えし、Nexusならびにその前後にご用意したプログラムにご参加頂いたことは当事務所にとって嬉しく、また各企業様の展望や課題を理解する上で非常に貴重な機会でした。参加企業の皆さま、ご支援くださった各機関の方々に改めて御礼申し上げます。
今回Nexusに出展した日本企業、またすでにルクセンブルクに拠点を置いて活動する企業の体験を直に聞いて頂く機会を設けましたので、ご関心のある方は是非ご参加下さい。7月10日(金)に当事務所とベルギー・ルクセンブルグ市場協議会(BLMC)が共催するイベント「スタートアップのための欧州展開戦略——ルクセンブルク進出企業とNEXUS参加企業が語るリアルと実践」では、海外展開を目指す日本のスタートアップ、投資家、アクセラレーターの皆様を対象に、ルクセンブルクを起点とした欧州進出の新たな可能性を探るイベントです。ルクセンブルクから政府のイノベーション機関であるルクスイノベーションやルクセンブルク宇宙機関(LSA)、ルクセンブルク宇宙資源イノベーションセンター(ESRIC)からスピーカーが来日し、ルクセンブルクの事業環境や支援体制、成功事例などをご紹介します。貴重な機会と存じますので、是非ご参加頂ければ幸いです。詳細ならびにお申込みはこちらをご覧ください。
7月6~9日に都内で開催される宇宙ビジネスカンファレンス『SPACETIDE』に、ESRICでスタートアップ支援プログラムの責任者であるLari Cujko氏が、月面経済に関するパネルに登壇します。同カンファレンスには、ルクセンブルクから宇宙機関関係者や複数の宇宙企業が来日参加する予定があり、日本とルクセンブルクの宇宙業界関係者の交流が深まりそうです。
ルクセンブルク企業の日本市場への関心は、昨年の大阪万博期間中のトレードミッションの規模からも感じられましたが、依然として当事務所にも様々なルクセンブルク企業から日本でのビジネスについて問い合わせがあります。その中の1社、デジタルヘルス分野のSportMed SA社が、EU BUSINESS HUBが主催するビジネスミッションに採択され、7月2~4日に大阪で開催されるWORLD HEALTH EXPO に来日出展します。同イベントにご来場の際には同社ブースにもお立ち寄り下さい。
ルクセンブルク貿易投資事務所
エグゼクティブ・ディレクター
松野百合子