エグゼクティブ・ディレクターのメッセージ(3月)
昨今、日本企業の間で、ヨーロッパ市場への関心が高まっているように感じます。6月にルクセンブルクで開催されるテックイベント『Nexus Luxembourg』の政府招待枠に日本から14社が選考され、ルクセンブルクにて展示会出展、ピッチ、現地スタディーツアー参加、ネットワーキングなどを通じて欧州市場に挑むことになりました。自動運転、データ、量子、AI、グリーン、ヘルステックなど、様々なテクノロジーの企業をお迎えすることでき、我々も精一杯ご支援する所存です。
エグゼクティブ・ディレクターのメッセージ(3月)
1年前の今頃を振り返ると、大阪万博開幕を4月13日に控え、パビリオンのオープン、ルクセンブルクからの閣僚ならびに関係者来日、開幕関連イベントなどの準備で緊張感ある日々であったことが思い出されます。現在ではパビリオン解体工事が順調に進み、期限内の引き渡しに向けた準備が進んでいます。
大阪万博については、開幕から1年目の節目に同イベントを振り返る特集などが各メディアで企画されいるようです。この万博のテーマの1つであった「循環経済」の達成で成果をあげたルクセンブルクパビリオンに改めてご関心を頂く機会も増えています。ルクセンブルクの大阪万博へのパビリオン出展という複合的事業の中で、パビリオン躯体・内装の様々なリユースプロジェクトは、当貿易投資事務所が取りまとめて来ました。この記録を、4月から当事務所のウェブサイトにシリーズで投稿する予定です。投稿が始まりましたら、SNSでお知らせ致します。
©Expo 2025 Osaka - Ondrej Piry
金融分野での日本とルクセンブルクの交流が続いています。ルクセンブルク・プライベート・エクイティ&ベンチャー・キャピタル協会(LPEA)が来日し、4月16日に都内でセミナーを開催します。資産運用拠点であるルクセンブルクには世界各国からアセットマネジメント企業が集積しています。日本の資産運用関係者に向けて、欧州での動向やルクセンブルクの環境を紹介する予定です。ご興味のある方は直接お申し込み下さい。

4月27―29日に開催される、SusHi Tech TOKYO 2026にルクセンブルクの金融センタープロモーション機関であるルクセンブルク・フォー・ファイナンス(LFF)がブース出展します。SusHi Techのテーマはテクノロジーによる「持続可能な都市の課題解決」ですが、サステナブル金融の側面でルクセンブルクは世界でも先進的な取り組みを行っています。主催者である東京都とは、昨年ロート財務大臣が来日し小池都知事と会談した際にもサステナブル金融の分野での連携を模索する方向で一致しました。2月には、東京都と東京国際金融センターのプロモーション機関であるFincity Tokyoがルクセンブルクを視察に訪れ、ルクセンブルク財務省、LFF、ルクセンブルク証券取引所などと意見交換を行いました。今回、LFFからはトム・テオバルトCEOとビジネス・ディベロップメント部門長のクリス・ホリフィールド氏の2名が来日し、日本の関係者と交流する予定です。同イベントにお越しの際には是非お立ち寄り下さい。
6月にルクセンブルクで開催されるテックイベント『Nexus Luxembourg 2026』の政府招待枠に日本から14社が選考され、ルクセンブルクにて展示会出展、ピッチ、現地スタディーツアー参加、ネットワーキングなどを通じて欧州市場に挑むことになりました。自動運転、データ、量子、AI、グリーン、ヘルステックなど、様々なテクノロジーの企業をお迎えすることでき、我々も精一杯ご支援する所存です。

昨今、日本企業の間で、ヨーロッパ市場への関心が高まっているように感じます。今年のNexusも過去最多の出展企業を数えます。不安定な国際情勢の中、リスク分散の観点から、また国際機関と法規制を重視するという日本と共通の価値観を持つ欧州が見直されているのかもしれません。3月10日に日欧産業協力センターが各国大使館と連携して都内で開催した『EU投資フォーラム』では、日本企業のEU展開に必要な情報提供がセミナー、ネットワーキングを通じて行われ、多くの日本企業や関係者が集まりました。当事務所もこのイベントに参加し、来場者と交流しました。

最後に余談ですが、ルクセンブルクにおける日本食の人気について雑感をお話します。2月に出張でルクセンブルクを訪問した際に、街なかに日本的なものを提供する店が増えた印象を持ちました。また、ショッピングセンターやスーパーなどでも日本食、日本酒などの取り扱いが増えています。旧市街の新しいカフェのウィンドーに、カタカナで「コーヒー」の文字があったのに驚きました。食通の友人(ルクセンブルク人)は、仲間と一緒に日本酒を試飲してからすっかり気に入り、「最近はワインより日本酒を好んで飲んでいる」と話していました。寿司やラーメンは以前から人気でしたが、今回驚いたのは、餅や和菓子を美味しいと言って楽しむ人々がいたことです。かつては、餅の食感やあんこはなかなか受け入れらませんでしたが、昨年非常に多くの訪日者が日本の食を現地で体験し文化への理解が格段に進んだからに違いありません。益々の普及に期待します。